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経営って何?様々な経営の"形"

 文理探究科1年生には「CreationⅠ」という独自科目があります。この授業の一環として、私たち文理探究科1年生は、夏休み中に6つ開講される「選択STAEM講座」のうち1つ以上を受講します。この講座では普段経験できないような体験や学びがありました!

この記事では「経営講座」の内容について報告します。

「未来の経営を学んでみた」


 7月23日(火)と8月2日(金)に選択STEAM講座の「経営講座」が開催されました。7月23日は御影高校に株式会社オシンテックから小田真人さんをお招きして、グローバルな会社経営について学びました。

小田さんの講義の様子


 授業内では、「何のために対話をするのか」や「生成AIが私たちの未来にどう影響するのか」などについて話し合ったり、自分と対立している相手が共に納得できるような答えを導き出す力を養う「合意形成」に挑戦しました。その他にも『RuleWatcher』を用いた授業を行いました。『RuleWatcher』とは1400を超える公的サイトから収集したデータを、自然言語処理で可視化し世界中の情報をジャンルごとに読むことができる、オシンテックが開発したツールです。授業ではこのツールで自分の好きな食べ物に含まれるものを調べ、それに関する自分が興味深いと思った情報を発表しました。実際に使ってみると単語を検索するだけで、世界各国の情報が表示されたのでとても驚きました。

RuleWatcherを使ってみた

 「RuleWatcher」とは1400を超える公的サイトから収集したデータを、自然言語処理で可視化し世界中の情報をジャンルごとに読むことができる、オシンテックが開発したツールです。授業ではこのツールで自分の好きな食べ物に含まれるものを調べ、それに関する自分が興味深いと思った情報を発表しました。実際に使ってみると単語を検索するだけで、世界各国の情報が表示されたのでとても驚きました。経営を考える上で世界的なトレンドを知ったり、自分の関心事についての世界的な情勢を知ることの大切さも学びました。

「人同士の経営でうまれるもの」


 8月2日の午前は萩原珈琲株式会社での経営に関する講義を伺いました。ここでは、人間だからこそできる会社経営について学びました。講義の中で特に印象深かったのは、山の上で事業のプレゼン大会を開催されたというお話を伺ったことです。あまり屋外で会議をすることはないはずなので、普段とは異なった視点の意見がたくさんあったと思います。その他、他では見られないような試みにとても心が惹かれました。また、焙煎工場見学の際には、炭の種類の違いや五感を駆使した焙煎方法などを教わりました。見学後にはコーヒーとフィナンシェをいただいたのですが、ほろ苦さと甘さが絶妙にマッチしていておいしかったです!

焙煎工場見学の様子



「地域と経営の深いつながり」


 さらに、この日は神戸市垂水区の塩屋地域でのフィールドワークも行いました。シオヤチョコレートでアイスショコラをいただいたり、heso.で地域に密着した経営を学びました。その他にもいくつかのお店に伺ったのですが、お店の店長さん同士が知り合いなど、小規模経営なところが多いからこそできるお店同士の繋がりの深さを感じました。また、それぞれのお店の経営理念等も伺い、どのように経営を成り立たせるのかについて考える機会ともなりました。


塩屋は、さまざまなジャンルのお店がぎゅっと集まっているので、お店巡りも楽しい。

 正直、私はこの講座を受けるまで経営の実際について深くは知らなかったのですが、この2日間を通して、オンライン上で経営を進める良さ、人と向かい合って経営する良さなど、さまざまな経営方法とそれぞれの実情を知ることができました。
 ぜひこの記事を読んでくださっている皆さんも、一度自分の知らない世界に飛び込んでみて、知識の幅を広げてみてください!

この記事を書いた人
まるやま / 文理探究科 1年生


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