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授業の紹介(Creative Presentation)

御影高校 文理探究科の授業を紹介するシリーズ。
今回は「Creative Presentation」という授業について紹介します。


 今回、僕が紹介する文理探究科独自の授業は、Creative Presentation(クリエィティブ・プレゼンテーション)、略して『クリプレ』)という授業です。「どーせ名前だけでしょ😏」って思っている皆さん!実は全然違うものなんです!
 僕も最初は名前だけ違う普通の授業なんだと思っていました。ですが、実際に授業を受けた後、一般クラスの友達に聞いたところ、大きく違う点がありました!


さまざまな特色ある独自授業

 その前に、御影高校についてよく知らないかもしれない読者の皆さんに、少し文理探究科について紹介したいと思います。御影高校は一般クラスと文理探究科の2つに分かれています。ちなみに、記事を書いている僕は、文理探究科の前身である総合人文コースに所属しています。総合人文コースは推薦選抜という方法でしか入ることしかできません。その推薦入試は、近年高倍率。ちなみに、僕が受験した年の総合人文コースの倍率は2.0倍でした。総合人文コースの人気には理由があります。それは独自の授業が豊富であるからだと僕は思っています。その独自授業の代表的な例としては、「Cross」と「Creation」です。この授業は、探究活動を軸に、Society5.0の時代に国際社会や地域社会でリーダーシップを発揮できる人材を育てる授業です。いかがでしょうか。文理探究科と一般クラスの違いを少しわかってもらえましたか?

クリプレとは?

 話は戻りますが、Creative Presentation(クリエィティブ・プレゼンテーション)の授業は、いわゆる表現に必要な文法力の強化に加えて、スピーチセッションというものを行います。スピーチセッションって何?って思った皆さん!これは指定されたお題についてクラスのみんなの前で英語オンリーで発表するというものです。普通の授業なら発表者だけが英語を使うと思います。ですが、この授業は、司会や、発表の評価をする人など、ほとんどの人がずっと英語を使わなければなりません。僕も次のスピーチセッションの司会を担当しており、絶賛練習中です。どの担当の人も英語を話す量が多くて、考えたり、覚えたりするのが大変です💦。

スピーチセッションの様子

スピーチセッションのときの役割

 僕が担当している司会は、ただ決まった原稿を話すのではなく、発表者が発表する前にその人のことを少し紹介する場面などもあります。特に、エヴァリュエーター(EV)という発表者の話を聞いて評価する人が僕は一番大変だと思っています。その理由として、発表者が本番で予定の内容どおり発表してくれるとは限らないからです。こうした場合にも即座に対応できる能力が必要なので大変です。

EVはかなり忙しい


タイムキーパーも気を使います

 
 このスピーチセッションはある大学の授業で実際に行われているとのお話でしたが、御影高校の文理探究科では、高度な内容を高校2年生のうちから実施します。最初、この取り組みを聞いた時は「僕にこんなことができるのか」と絶望しました。ですが、見方変えると、これができるようになった時には、自信を持って英語を話せるようになるはずです。しっかりと練習をしてスピーチセッションに臨みたいです。

スピーチするときの緊張感・・・

野村先生をお招きしています

 突然ですが皆さんは甲南大学の特命教授 野村先生をご存知ですか?この方は「3日英語を話さないと死んでしまう!」とおっしゃるほど、授業でも英語でお話される先生です。野村先生は前回の授業でスピーチのコツを教えてくださいました。スピーチの時の姿勢やアイコンタクト、間の取り方、抑揚のつけかた、、、などとさまざまなコツ(中には、話す内容を忘れて原稿を見る時でも、原稿を読んでるように見せないようにする目の動かし方というお話も)を教えてくださいました。

野村先生(甲南大学 特命教授)によるスピーチに関する授業

※前回の授業実施日にもnoteを更新しています。(当時は短めですが・・・)

 これらのコツは、スピーチで用いる言語が、英語の時でも日本語の時でも世界共通なんだと思いました。また、内容がいくら良くても意識しなければならない点が意識できていなかったらせっかくのスピーチが台無しになってしまいます。英語を話すことがあまり得意ではない僕ですが、もちろんスピーチの内容にもできるだけこだわりつつも、それ以上に野村先生がおっしゃっていたことを意識して、いいスピーチをしたいです。

野村先生からアドバイスをいただく様子

進むのはめちゃ早いよ、文法等の授業

 実は、僕らが受けるクリプレは、スピーチセッションだけの授業ではありません。文法等についても、みっちり学びます。一般クラスの生徒よりも早いスピードで文法等の授業を受けつつ、スピーチセッションにも備えなければいけません。だから、僕は授業では一つも聞き逃さないように頑張って聞いています。先日中間考査があったのですが、僕たちのクラスも、まずまずの出来であったとのお話があって、とても嬉しかったです。今回はスピーチセッションのお話ばかりになりましたが、本当はもっと話したいことがあります。ですが、それはまたの機会にということで👋


今回は読んでいただいてありがとうございました。

<この記事を書いた人>
たまだ/御影高校 総合人文コース2年生


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