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ビルドアップレクチャー(1年生)

 7月11日の3、4限目に、1年生を対象にして、齊藤弘紀さんをお招きして、ビルドアップレクチャーが行われました。
 1コマ目は、自分の将来像(なりたいもの、生きている間にやってみたいことなど)を考えてまとめる、そのあと、自己紹介もかねて、齊藤さんが考えていた将来像と、実際に歩んできた道を比較しながら話を聞く、という時間でした。

 齊藤さんは当初まったく海外に行くつもりはなかったそうですが、東日本大震災が起きて気持ちが落ち込んでいる(齋藤さんは宮城出身です)ときに、海外から励ましのメッセージや歌などが送られて、何か自分も海外の子供たちのために貢献したいという思いや、たまたま目に入ってきた電車の海外青年協力隊の広告などを見て、海外にいくことにしたそうです。


 私は、PowerPointの中で自分と同い年くらいの海外の子供たちが「しあわせ運べるように」を日本語で歌っている動画を見て、自分も何か間接的でもいいから役に立てることを今からでもやってみようと思いました。2コマ目では、自分が楽しかったとき、そうでなかったときを理由とともにふりかえり、自分の強みは何かということについて考え、グループで共有しました。

自分の強みについて考えました

 いざ小学校一年生に遡ってみると、今まで気づくことのできなかった自分の強みや、当時は、「楽しかった」「楽しくなかった」で終わっていたことが、「どのようにしていればもっとよかっただろう」「なぜ当時はこうしたのだろう」などと、自分をじっくりと見つめなおすことができました。

みんなと意見を共有しました

 さらに、齊藤さんがおっしゃった、「まだまだ君たちの人生は長いですから、これからの人生の中でもっと自分の強みを見つけていってください」という言葉から、自分にはまだまだ隠れた能力があり、人生とはそれを見つける旅なのだと考えることができました。

ワークショップの様子

 私にとってこの2時間は、自分の将来のことをよく考え、さらに長所についてグループでトークするなど、とても中身の濃い2時間でした。一般の方にご講演していただけるというのはとても貴重な時間だと思います。だから、学んだことをしっかりとインプットして、今後の生活に役立てていきたいです。
 余談ですが、たまたまの出来事だとは言え、齊藤さんの奥様と今のクラス担任の先生の関係もうかがい、本当に世界は狭いと感じました。笑

この記事を書いた人
とくち / 文理探究科1年生

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